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【ご来店06回目】「国際大会のオフィシャルストリンガーは張り上げ向上のために意見交換ができる貴重な場所」


テニスパラダイス小山成人氏が、楽天ジャパンオープンの
ゴーセンストリンガーの1人として参加した

日本から世界へ化学繊維のストリングを供給している「(株)GOSEN」。このゴーセンが国内最大の国際大会、楽天ジャパンオープンテニスにてオフィシャルストリンガーを務めている。「張人」(はりびと)の1人として参加したテニスパラダイスの小山成人氏が、ゴーセンの取り組みと、オフィシャルを務める意味について探った。

魚の網? 釣り糸?が最初 合成繊維がゴーセンへ

ゴーセンは1951年に創設された、魚網や釣り糸生産の会社が発祥で、その技術を応用し、バドミントンやテニスのガットが生まれていった。本格的な参入は、1960年。「ハイ・シープ」というガットが第1弾となっている。
天然素材のガットは高価であったということと、湿気に弱いため、安価で丈夫な合成繊維のガットは瞬く間にヒットした。
その市場は日本だけでなく、ヨーロッパやアメリカといった海外へも輸出され、その活動をグローバルに広げていったところから、会社名を「大阪合繊株式会社」から「株式会社ゴーセン」に変更した。
その名の通り、まさに合成繊維のゴーセンなのである。

デカラケに伴い登場した 「オージー・シープ ミクロ」



本誌1980年4月号の広告(左)と、1983年3月号の広告
(上)「ハイ・シープ」、「オージー・シープミクロ」
と時代に合わせて変化していった。
そして「オージー・シープミクロスーパー」は、今もなお
単品売上でナンバーワンとなっている(右)

その後、約20年、モデルチェンジを進めながら、ゴーセンのナイロンガットは、ポピュラーになっていった。そして1981年、大ブームを巻き起こした“デカラケ”に対応したガットとして「オージー・シープ ミクロ」を開発。当時の世界ナンバーワン選手であった、ジミー・コナーズ、クリス・エバートと宣伝契約を結んだことが話題となる。これが、後に20年以上も続くベストセラーとなった「オージー・シープ ミクロスーパー」の前身となったのだ。
ゴーセンスポーツ用品部、営業課課長の菅谷哲二氏はこう語る。
「ナイロンガットは、安価で丈夫ということで普及していきました。そして厚ラケブームの時代に合ったガットを発売するにあたり考えたのが、細いゲージでも丈夫で切れにくい、そして反発のいいモノフィラメントガットだったのです」
これがまたたく間に大ヒット。そして「オージー・シープ ミクロ スーパー」へと発展し、販売から28年経った今でも、単品売上でナンバーワンをキープしている。
店舗でもその人気の高さを実感していると、テニスパラダイスの小山成人氏は言う。
「『オージー・シープ ミクロスーパー』は、日本のテニスプレーヤーの共通語と言えると思います。ポリが全盛の現在ですが、やはり初心者の方に、いきなりポリをお薦めすることはありません。まずはミクロスーパーを張っていただき、すぐ切れるようならポリの方向へ、もっと柔らかく包んでほしいならマルチの方向へといったように、一つの指標となるガットです」と言う。
読者の方の中にも「最初に張ったのはゴーセンのミクロスーパー」という人は多いのではないだろうか?

日本のストリンギング技術を高めるために…



楽天ジャパンオープンのオフィシャルストリンガーを務める
ゴーセン。10日間で400本を超える張り上げを行なう

そしてゴーセンは、ストリングの品質、そして張りの良さを広めていくにあたり、日本で行なわれる国際大会において、オフィシャルストリンガーを務めている。
古くは「セイコースーパーテニス」、「グンゼワールドテニス」といった大会に始まり、現在も男子唯一の国際大会である「楽天ジャパンオープンテニス」のストリンガーを、サントリージャパンオープンの頃から務めている。
日本はもちろん、ヨーロッパ、オーストラリア、韓国といった世界各国から、腕の立つストリンガーを予選の前日から10日間、毎日送り込み、大会に参加する選手のストリンギングを行なっている。
この一員として参加していた小山氏は「ストリンガーとしての知識が増え、交流が生まれる大切な場」と、考えている。
「ストリンガーは、お店でお客様のガット張りだけしていればいいかと言われれば、それは違うと私は思います。短い間ですが、国際大会のオフィシャルブースで仕事をするだけでも、色々な方のストリンギングに対するこだわりや、その技術を目にすることができますし、プロ選手の情報も入ります。情報交換ができるとても貴重な場と言えます」。
10日間で400本を超えるラケットを張り上げるオフィシャルストリンガーたちは、プロの張り上げを行なうことだけで満足することはなく、情報交換の場としているのだ。

日本全国で統一した張りが期待できる「張人」



ビッグトーナメントのオフィシャルストリングブースでは、
プロ選手のラケットを間近で見たり、細かいところを先輩
ストリンガーに教えてもらうことができる

ストリンギングは、機械だけの作業ではないため、人によって誤差が生じることもある。その対策としてゴーセンが行なっているのが「張人」プロジェクトだ。
「ガットは正直言って誰が張っても、どんな機械で張ってもいいわけですが、やはりガットメーカーとしては、スタンダードがないといけないと考えました。東京から転勤になって関西でテニスをすることになった人が同じ張りを得られる。それが『張人』なのです」と菅谷氏は言う。
もちろん、個人のこだわりはあってもいい。お店のこの人の張りがいいという人は、その張りでもいい。しかし、ゴーセンがミクロスーパーを、日本のガットのスタンダードにしたのと同じく、張りの共通技術として「張人」があるというのはむしろ必然といえる。実際、1988人もの人が「張人」の認定を受けたストリンガーなのだ。
小山氏は「考え方は色々あるでしょうが、ストリンガーの引き出しは多いほうが良いと思います。お店ならではの張りが差別化になる一方で、スタンダードな張りも身に付けていないといけません。とてもシンプルで誤差が出にくい『張人』の張りは、ユーザー自身も手の感触としてのデータが取りやすいので、そこから色々展開できる基本となるものなのです」と言う。
「ガットはお任せです」という初級者の方へのスタンダードを、昔も今もゴーセンは発信している。

(株)ゴーセン


「張人」の共通ロゴ。このライセンスのある人は、
シンプルで狂いの少ないゴーセンの張りができる人、
ということ。現在世界も含め1988人(2013年9月30日現在)
のストリンガーがこの資格を取得している

ガットと張りのスタンダードをお客様へ

●住所:〒540-0038 大阪府大阪市中央区内淡路町3丁目1-17
●電話番号:06-6942-5871
●ウェブサイト:http://www.gosen.jp/
●産業資材、フィッシング、ラケットスポーツの糸を製作。テニスでは、モノ、マルチ、ポリといった合成繊維のガットを国内で生産し、紡ぎ出している

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取材/吉田正広

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