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【ご来店11回目】「「ストリングはヨネックス」を目指し自社工場で開発!」


楽天オープンオフィシャルストリンガーであるヨネックスの
ブースを直撃する小山氏。スナップバックでスピン効果が
得られる話題の新製品『ポリツアースピンG』について
解説してもらった!

テニスの総合メーカー、ヨネックス。
しかし「ストリングの専門メーカー」と謳われるほど、実は糸の世界に精通しているのがヨネックスというブランドだ。
製品の価値はユーザーの判断に委ねるという実直な姿勢を貫く。
今秋、東レPPO、楽天オープンのオフィシャルストリンガーとしても活躍。その一員でもあるテニパラの小山氏が、ヨネックス技術開発部の相根氏に話を聞いた。
ストリングについての歴史や開発裏話などをお届けしよう!

センセーショナルだった『850』のデビュー


ヨネックスの相根尚樹氏(左)とテニパラ小山成人氏
(本文中敬称略)

【テニスパラダイス小山成人(以下、テニパラ小山)】
ヨネックスのストリングといえば『エアロンスーパー850』ですね。柔らかさの中にもしっかりとしたフィーリングがあるという印象でした。

【ヨネックス相根尚樹(以下、Y相根)】
それまでとの大きな違いは、中に樹脂を入れられるようになったことでした。柔らかくて、軽い弾きのマルチでありながら、緩みにくいという特性は、市場ではセンセーショナルだったのです。

【テニパラ小山】
マルチの特長をベースにしながら、モノのようなフィーリングを併せ持っていました。その後に『850プロ』が出ました。

【Y相根】
個人的なテニスの課題でスピンをかけたい思いがあって、会社に入ったら作ってみたいと思っていたパワーグリップコーティングのモデルです。
摩擦を得るのに、糸の表面を凸凹にするだけだと打感が鈍くなります。松ヤニから抽出した成分をコーティングに入れて、凸凹なしでもグリップ力を強化しました。

ポリの第一世代はハイブリッドを提唱


「ヨネックスのポリはナブラチロワも使っているから、
シニアにも薦められる」と小山氏。「鉄人だからといえば
それまでですが(笑)、実際それくらい使いやすいポリ」
とのこと

【Y相根】
次に着手したのがポリでした。しかし昔は他社も含め、硬い糸しか作れなかったのです。試行錯誤はしましたが、当時の技術力では日本人が使うには無理がありました。
そこで打ち出したのが『タフブリッド130』という、あらかじめナイロンと組み合わせたモデルです。

【テニパラ小山】
横糸に松ヤニのスピンモデルを入れるというのが画期的でしたね。通常スピンは縦糸でかけるという固定観念がありますから。

【Y相根】
横に入れても効いてくれるというのがポイントでした。
ポリは表面がツルツルとして摩擦が少ないので、パワーがないとボールが食いつかず、それが硬いポリだと顕著です。
縦にポリを入れて耐久性を高めつつ、横糸で硬さを緩衝しながらスピンをかけるハイブリッド理論を適用した製品でした。

作り手としての達成感 岩渕選手が引退試合でV!


ナイロンもポリも充実しているヨネックスのストリング。
左上は、ポリエステルマルチにポリウレタンを含浸させた
『マルチセンサ』。ナチュラルと同じく高比重にして、
捉えた時の食いつきと打ち応えをナチュラルフィールに
仕立てた

【テニパラ小山】
今はポリの代表作に『ポリツアープロ』がありますよね。

【Y相根】
現役時代の岩渕聡選手と何度もやり取りし、オールポリでも日本人が安心して使えるストリングを作り出すというのが開発コンセプトでした。

【テニパラ小山】
軽く弾く『850』にも似た不思議な感覚のポリで、わざわざハイブリッドにこだわる必要はないかもしれません。

【Y相根】
一般的にポリはどうしても打感を重く感じやすいです。それを払拭して軽快に飛ぶポリを作りたかったのです。
岩渕選手のショットがまさにそんな感じじゃないですか。引退試合で使ってくれて、ダブルスで優勝してくれた時は、作り手としての達成感を感じた瞬間でした。

作ったら屋上で試打。すぐに改良できるのが強み


10月発売の『ポリツアースピンG』はスナップバックを
念頭に置き、開発された滑りのいいストリング



アジア五輪金メダルの西岡良仁と長年ナチュラルを愛用して
きたクルム伊達公子、ギネス記録の世界最速サービスを
繰り出したリシッキは『ポリツアースピン』をハイブリッド
として使用

【テニパラ小山】
『ポリツアースピン』は角をつけてスピン性を高めたストリングで、日本を代表する名だたる選手が使っています。

【Y相根】
クルム伊達公子選手、添田豪選手、西岡良仁選手などが使用しています。特にずっとナチュラルだった伊達選手がポリを選ぶようになったのは驚きでした。

【テニパラ小山】
パワーヒッターを小さな身体でかわしていく様を見ていると、日本の製品がきちんと機能しているようでうれしいですね。

【Y相根】
ヨネックスのストリングは、あまり知られていないかもしれませんが、埼玉の八潮にある自社工場で作っている「メイド・イン・ジャパン」の製品です。作ったものを屋上で試して、すぐに改良を加えられるのが強みなのです。

【テニパラ小山】
いわば本家のヨーロッパに任せたりしていてはできないことが、できるわけですね。

【Y相根】
細かいバランスなど、「そんな少しの違いはわからないからいい」と流してしまうのではなく、「もうちょっとそこを調整できる」という部分にこだわりたいのです。

色々な歯車が噛み合った期待の『スピンG』


東レPPO、楽天オープンのオフィシャルストリンガー
としても活躍。世界の選手からギア情報を得て、
それを製品作りにフィードバックする



ドイツやフランスで「ストリング・オブ・ザ・イヤー」を獲得
したヨネックス製ストリング。「狙ったわけではないので、
受賞したのが驚きでした。ヨーロッパのプレーヤーはポリ
なら硬くてもいいのかと思っていたので、案外柔らかさを
求めるニーズがあるのを再認識できた」と相根氏

【テニパラ小山】
今秋『ポリツアースピンG』が新たに出ます。特徴は?

【Y相根】
スピンのかけ方には2種類あって、ひとつは凸凹や表面加工でボールとの摩擦力を高める方法。もうひとつが、スナップバックによるものです。
糸が滑って戻る弓のようなメカニズムでボールに回転を与えます。糸を滑らせるために5角形の角を丸くしたのですが、それだけだと不十分でした。
そして表面に滑らせる素材を塗りましたが、打っているとすぐに剥がれて効果がなくなってしまいます。

【テニパラ小山】
かといって糸の内部に異物を入れると、物性が変わってしまいますよね。

【Y相根】
そうなのです。
ところが、後加工で色んな機能を付与する技術を持つナノダックス株式会社の方に相談していたら、「ストリングにもできそう」という言葉をいただいたのです。
ストリングに外側から加工を加え、滑り効果を長続きさせるニーズが満たされました。
遅いスイングだと、糸が動くタイムラグが違和感に感じることもありますが、速いスイングだと瞬間的に作用するので、スピードとスピンが高いレベルで両立されるのです。
スピンに必要な全ての要素の歯車が噛み合い集約できたストリングと言えます。

【テニパラ小山】
お客様に「柔らかいポリは?」と尋ねられると、ヨネックスを、と自信を持ってお薦めできます。『ポリツアースピンG』が加わり種類も豊富なので、より細かなアドバイスができるようになりました。

【Y相根】
弊社は東レパン・パシフィックオープン・テニス、楽天ジャパンオープンにて、オフィシャルストリンガーを務めています。
ここで張るトップ選手たちのストリングの情報や、ニーズを知ることができるのは大きな財産です。
もちろん現在のヨネックス契約プレーヤーにも試してもらいたいと思っています。選手が道具を変えるのはオフシーズンなので、これからが楽しみです。
トッププロにも愛用してもらえるストリングをこれからも作っていきたいですね!

ヨネックス株式会社

日本が誇る世界的テニスメーカー!

●住所:
〒113-0034 東京都文京区湯島3-23-13
●電話番号:03-3836-1221

●ウェブサイト:http://www.yonex.co.jp
●「スポーツごころを世界に」を掲げるグローバルブランド。
●硬式テニスのほか、バドミントン、ゴルフなどスポーツ用品を製造および販売。

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取材/吉田正広

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