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【第14話】「2001年春・新作ラケット購入指南」

最近、ちょっと伸び悩んでいるというあなた、この春はラケットを買い替えて心機一転、再出発というのはいかがですか。今春もメーカー各社からニューモデルラケットが続々と登場してきました。チタンにはじまった2、3年前の新素材ブームも一段落し、最近は機能面、構造面で工夫を凝らしたラケットが増えていますね。

そこで今回は2、3年前のラケットと最新モデルではどんな点が変化(進化!)しているのかを、メーカーごとに分析してみましたので、ラケット購入の参考にしてください。


..:: W i l s o n ::..〜 ハイパーカーボンからローラーへ 〜

ウイルソンは今春、ローラー搭載モデルを新たに2機種発売しました。「ハイパーハンマー5.6ローラー」(定価3万3000円)はフェース面積が大きめ(110平方インチ)のクラブプレーヤー向けラケットです。また、「ハイパープロスタッフ7.6ローラー」(定価3万3000円)は、競技プレーヤー向けといわれるプロスタッフシリーズで初めてのローラー搭載モデルです。
メーカー各社が新素材競争を繰り広げていた2、3年前、ウイルソンはハイパーカーボンを使ったモデルを続々と市場に投入してきました。チタンに比べて強くて硬くて、しかも軽いというハイパーカーボンは今では同社のほとんどの機種に採用されています。
そのウイルソンが昨秋フレームの両サイドのフレームにローラーを組み込んだ「ハイパーハンマー2.6」、「ハイパーハンマー3.1」を発表しました。ローラーの働きにより、インパクト時のストリング可動域が3割アップし、スイートエリアが拡大するとともにホールド力が高まってコントロール性能もアップするというのがローラー構造の特徴です。
ハイパーカーボンは球離れの良さが売りでしたが、ローラー構造を加えることでほどよい飛びとコントロールを実現させたというわけです。ただし、ローラー構造は独特の打球感がありますので、購入時には専門店での試打サービスを利用して打感をチェックしてみることをお勧めします。

..:: H e a d ::..〜 チタンからインテリファイバーへ 〜

ヘッドといえばプレステージシリーズやラジカルツアーシリーズなど競技プレーヤー向けラケットが主力商品……という同社のイメージを一新させたのが、2年前に登場したTiシリーズでした。Tiシリーズは素材にチタン・グラファイトコンポジットを使用することにより、軽量高反発化を実現。まさにチタンブームのきっかけを作ったのです。中でも平均重量225グラムという超軽量モデル「Ti.S6」はクラブプレーヤーの圧倒的な支持を受けて世界的なベストセラーとなりました。
そのヘッドが昨秋、ラケットのスロート部分にインテリファイバーというハイテク素材を使った「i.S12」、「i.S10」を発表しました。「インパクト時に生じる機械的エネルギーを1000分の1秒以内という短時間に電気的エネルギーに変換し、ラケットの硬度を高め、従来のラケットに比べてフレームがしなった後の復元力が強まってよりパワーのあるボールが打てるようになる……」という説明は簡単には理解しがたいのですが、最先端ラケットというイメージが漂ってますね。
そんなヘッドの最新モデルが「i.S6」(定価3万6000円)です。人気選手エレナ・ドキッチがそれまでの「Ti.S2」から換えたことも影響し、女性の競技プレーヤーを中心に人気を集めそうですよ。

..:: Y o n e x ::..〜 アルティマムチタンからマッスルパワーへ 〜

従来のチタンより弾性が高く、復元力に優れた素材アルティマムチタンを使用したアルティマムチタンシリーズは、マルチナ・ヒンギスやアンナ・クルニコワ、モニカ・セレスなど同社契約の人気女子選手の影響もあり、日本でも女性を中心に高い人気を誇ってきました。そのヨネックスも構造面での開発は怠っていません。今春はアルティマムチタン素材に構造面で工夫を凝らしたマッスルパワーシリーズ3機種、「マッスルパワー7」(定価3万8000円)、「マッスルパワー5」(定価3万3000円)、「マッスルパワー3」(定価2万9000円)を投入してきました。
グロメット間を隆起させてフレームとストリングを密着させることで張り上げる際に面圧を一定に保ちやすくなるというのがマッスルパワー構造の特徴です。一般的なラケットは張り上げた直後からどんどんテンションが低下していくのに対し、マッスルパワー構造なら1週間後でもテンションロスがほとんどなく、心地よい打球感を得られるといいます。
その新シリーズの中でも注目はヒンギスが今春から使用しはじめる「マッスルパワー5(MP)」ですね。同機種はもともとはシルバー1色だけで発表されましたが、ヒンギスの使用が決まったことで急遽ホワイトタイプの発売も決定しました。ヒンギスの前モデル(アルティマムRQチタン1700)同様、女性プレーヤーの支持を集めそうです。

..:: P r i n c e ::..〜 全機種トリプルスレット構造へ 〜

プリンスといえば、かつては競技派向けのグラファイトシリーズ、クラブ派向けのプレシジョンシリーズやサンダーシリーズという区分けがありました。しかし、現在ではすべての機種がトリプルスレット(TT)構造を搭載したTTシリーズとなっています。そのプリンスの今春のイチオシ2機種を紹介しましょう。クラブプレーヤー向けの「TTグランデタングステン」(定価3万8000円)と競技プレーヤー向けの「TTウォーリアータングステン」(定価3万4000円)です。
他社が素材競争を繰り広げている中、プリンスは構造面での新開発にいち早く着手してきました。TT構造とは、フレームの2時と10時、そしてグリップエンドに比重の高い複合素材(トリプルブレード、タングステン)を配分することで縦横方向へのブレを抑えて優れた面安定性を発揮するというものです。TT構造は元来パトリック・ラフターの発想をヒントに開発されたといわれています。実際にツアーで活躍する選手から生まれたということもあり、他メーカーがうたう新構造に比べてシンプルで理解しやすいですね。
「TTウォーリアータングステン」はラフターに加えて杉山愛も1月から使用しています。「TTグランデタングステン」はダブルスを楽しみたいという中高年層にお勧めのラケットです。

取材構成/岡田洋介

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