■ダンロップテニスラケット「SX」シリーズの特長
(1)新開発の「スピンブーストテクノロジー」(特許出願中)により、これまでにない“弾道補正機能”を実現
・特長
フェース部のトップ部にストリングの可動域と可動方向が異なる2種類の楕円グロメットを配置しました(縦ストリング10本分)。これらの動き方が異なるグロメットを組み合わせることで、オフセンターにおける各打点(高/低)でのボールの食い付きや、ストリングのスライド(スナップバッグ)を最適化しました。打点のばらつきによる、弾道のブレを自動的に補正し、より安定した飛びを実現します。
・弾道補正機能のメカニズム
●センターよりも高い打点の場合
ストリングはほぼ固定され、インパクト時のスライドと、ボールの食い付きを抑制。
↓
ボールの打ちだしが低くなり、インパクト後のボールの高さと飛距離を抑え、アウトが減少※1。
●センターよりも低い打点の場合
ストリングの可動量を46%※2拡大し、インパクト時のスライドとボールの食い付きを増大。
↓
ボールの打ちだしが高くなり、インパクト後のボールに高さと飛距離を与え、ネットによるエラーが減少※1。
※1 当社調べ ※2 センターよりも高い打点との比較
・従来モデル比
打点ごとにスイングロボットによる実打テストを実施しました。従来モデルに比べ、飛びの安定性が13%向上、スピン量が約3%増加しました(当社調べ)。スイートエリアを多少外してもコートにおさまりやすくなり、プレーヤーに安心感をもたらします。
(2)ダンロップテニスラケット「CX」シリーズで定評のあるテクノロジーを採用
・反発性が高く十分な飛びと軽快な弾き感、打球感を実現する高反発ウレタン素材「Infinergy®(インフィナジー)※3」をフェース部の2時と10時部分に搭載。
※3 「Infinergy®(インフィナジー)」とは、ドイツのBASF社が開発した高反発ウレタン発砲材料。ランニングシューズなどのさまざまな製品の高性能化に応用されている。
・ストリングの本数は従来モデルのままで、マス目の大きさを最適化
(「パワーグリッドストリングテック」)。先端部のマス目を拡大し、中央部のマス目はストリングの密度を高めたことより、最大限のパワーをキープしながら、コントロールの向上を図りました。